サステナビリティ

サステナブルなMICE開催

「防災環境都市」としての国際発信

仙台市では、国連関係の国際会議で国内最大規模の「第3回国連防災世界会議(2015年)」が開催され、国際的な防災の指針「仙台防災枠組」が採択されました。開催により培った国内外とのネットワークを活かし、「第17回世界地震工学会議」など地震・防災分野の主要な会議を開催し、東日本大震災の教訓を発信しています。
また、同会議の開催以降、市民が集い、防災について学び・考える場として「仙台防災未来フォーラム」を継続的に開催しており、未来の防災の担い手となる若い世代の育成を進めています。

仙台防災未来フォーラム

MICE参加者に提供するサステナブルな体験メニューの開発・提供

アクティビティ

仙台観光国際協会では、エコ活動や文化体験など様々なアクティビティを提供しています。例えば、オリジナル箸を創る体験メニュー「マイ箸づくり体験」は、住宅建築時の端材が使われており、木材の廃棄削減に資する取り組みです。国際会議で活用され、参加者からは、「エコな取り組みで、楽しかった」などと好評です。

マイ箸づくり体験の様子と出来上がった箸

エクスカーション

仙台市では、地域の学校や企業と連携し、サステナブルに配慮したエクスカーションメニューを提供しています。震災遺構である仙台市立荒浜小学校では、被災の痕跡を鮮明に残す校舎や被災前後の風景を示す展示などの見学により、参加者は津波の脅威を実感し、防災・減災の意識を高めることができます。
また、地域の企業と連携し、サステナブルな活動を体験できるエクスカーションを造成する取り組みを進めています。

仙台市立荒浜小学校

公共交通による国際会議場への移動、観光地の訪問・周遊促進

主要ターミナル駅である仙台駅からコンベンションエリアまで、地下鉄で5分と利便性が良く、観光循環路線バス「るーぷる仙台」が運行しているため、観光地へのアクセスも容易です。
市内で利用できるデジタルチケット「仙台MaaS」は、ルート検索からチケット購入まですべてをウェブ経由で行うことができる仕組みで、公共交通機関による移動を容易にし、利用促進が図られています。

また、仙台国際センター敷地内を含む市内中心部ではシェアサイクル「ダテバイク」のポートを設置しており、MICE参加者が温室効果ガス排出を抑えた移動方法を選択できます。

るーぷる仙台
ダテバイクのポート
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